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創造科学コンサート
イ・ジェマン著 世俗的ヒューマニズムは、人間が最高の存在で、真理は人間によって決定されると考えます。ですから、何を正義とするかを人間自身が決定します。このような考えで危険なのは、「私は何者だろうか」という根本的な問題を探ろうとしない点にあります。また別の問題として、人間が最高の存在であると考えるならば、実際に最高でなければならないのにもかかわらず、人間よりも低い動物に転落しうるということです。 神がおられないとするならば、「自分は神のようになれる」と信じることができるのですが、同時にいつの間にか自分が何者なのかわからないという迷宮に陥ってしまいます。その結果、見えない神のかたちであるということを忘れ、存在の根源を、見えるもの、宇宙、自然、動物などに求めるようになるのです。そうすれば、人間は宇宙の付属物、自然の産物、または動物の一つとして考えるほか仕方ありません。これが進化論的思考の不幸なのです。 それとは逆にキリスト教的ヒューマニズムは、人間は神のかたちに創造されたので、自分は高価で尊い存在であると考えます。すなわち、神という存在を通して人間、そして自分は尊いということを悟るのです。(本文より) 目次
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